なが~い なが~い 1

こちらも大変お時間いただいておりました

コースタープレート

 

今回は今までなかった大きなサイズにも着手

早くできればいいのですが

木の状態や体が一つしかないので遅くなってすみません

大きいサイズは今まで(大サイズ)の3倍はあり

木の魅力が強すぎていつものような柄はかえってもったいないと思い

控えめな彫に

 

比べるとやっぱり大きい

材料乾燥途中にサイズだけお見せして出来たらご連絡ということで

予定より1年程遅れたり

製作が進むにつれて悩みながら

毎日こんな彫カス

彫る前にも表裏、サイドなど磨き上げるので

その工程でも多くの時間が必要です

木取りから確保できるギリギリのサイズで取っているので

一点一点誤差がありますが、同じ部分をスライスしても曲がり方もバラバラ

寝かせてある間も曲がれば削ってを繰り返し

時間と手間ばかりかかり、今回も一枚板の難しさを痛感

今回一番の問題

木によって個性が違うのは仕方ないですが

ヘリーンボーン柄は本当に大変

しかも今回の材料は斜めに彫るためか?たった数ミリの幅の中で掘る向きが逆で一発で

彫ろうとするとめくれ上がって、繊維がちぎれる

いままでで一番時間がかかり

腕が壊れると思いました

そんな状態が続くので

刃物が切れてないのか?いつも通りに何度研いでもダメ

砥石も新調したりためしても症状は変わらず

地道に半分彫っては逆方向から彫り直し

出来上がるときれいですが 

 

2へ続く