Story

三連休、沢山の方のご来店ありがとうございました

この連休中も初めての方

数年ぶりに新たなお孫さんにと

Storyを感じる事が多かった

 

Facebookでもお伝えしていた事

長いですが、お時間ありましたら

 

画像、1番下のサイズと下から2番目のサイズは今回初

そしてこの2サイズの始まりは3年程前

材料を購入してから、大きなサイズが作りたいと思っていた時にタイミングよく

コースタープレートもでは小さく

大きいサイズが欲しいという方々のご注文

まだ、板になったばかりの状態でこれが出来たらということでお引き受けしました。

ただ、いつものあの言葉はお伝えして

 

長かった、でも完成すればこんな感じに

幅があって板目だからか、樹種的な癖か

乾燥してるはずの同じ塊からスライスした一枚一枚

今まで内側にあった部分が空気に触れると

歪みがでないモノもあれば、歪むモノも

初めてのサイズということもあり厚めに木取って

じっくり寝かせようと決め

他のアイテムの製作の合間に様子を見ながら

削れば動くで数ミリずつ

気候や室内環境で無垢である以上

完全に動きを止めることは不可能とわかっている

これ以上は待てないそんな思いと葛藤

(完成するまではリスク以外何も発生しなので。。。トホホ)

ようやく今年に入って彫に

見えないところもひと手間入れてしまう癖

コースタープレートも初めから裏はこんな彫を入れてます

彫のパターンは今はこんな感じに落ち着いてます

 

完成後のお渡しのご連絡

毎度時間ばかりがかかってしまい

心苦しい

 

それでも、ご連絡した際に

温かい言葉に引き取りに来てくれるという

ありがとうございました

またご来店時に他の品も気に入っていただけて嬉しかったです

この柄を購入いただいた関東在住の方

きっかけは、ご旅行中にお立ちよりいただいた時

板だけ確認してお任せで、ご注文が3年程前

それから、九州にお越しの際や東京での展示会へもご夫婦で足を運んでいただき

その度に進まない状況をお話ししたり

本当に長い間お待ちいただきありがとうございました

受け取っていただいた連絡のメールには

「今日はとりあえず観たり触れたりしながら吞みました(笑)」と

時間をかけても作ることができてホッとしました

 

クリックして翌日届く買い方とは程遠い

木の育つ時間

自分の精一杯で作った時間

出来上がるまでのStory

色々な時間

これから道具として使われるStory

 

目には見えにくい、伝わるモノを作りたいと思いながらの

今回のモノ作りでした。

今回柄を彫るのも勿体ない感じの綺麗な木肌だったモノは

表面を彫らなかったり

こんな感じで少しだけ彫りました

上:楓 カエデ

下:桜 サクラ

ただ、今回も乾燥中にヒビが入って数枚どう仕上げようか先送り...