あれが増える前にと設備のメンテ
角のみという機械のチャックとベアリング交換
全体画像がなくすみません
穴を四角にあけたり、丸い穴をあけたりする機械
年式は1965年かな?
このヘッドの雰囲気がなんとも
デカール、真鍮の板に打刻
こんな雰囲気にやられてしまう(笑)
過去には交換のため開けられているねじ山の状態
自分でもただのベアリング交換ならベアリングプラーはあるので
やれないことはないのですが、分解するにあたり
特殊工具が必要になれば生涯一回の為に買うのも厳しいので
お付き合いのある老舗の木工機械専門の方に依頼
それと気になってたチャック(ドリルをつかむ部分)も交換
やはりこれを外すのは特殊な道具が自作されてました
チャックが外れないとベアリングも交換できない構造
道具がなくて無理に叩いたりこじったりして外そうとすると破壊につながるので
勉強のためにも分解の手順、気を付けたほうがいいところなどを聞きながら
独立直後は機械の知識もなく
この機械屋さんに出会うまでは
めちゃくちゃな機械をあり得ない勉強代を払って痛い思いもしたり
木工機械専門でない人が販売・整備して
本来の性能がでなかったりセッティングがおかしかったり
わからなければ、使い手もこんなものかと思い使うしかなかったり
これから先、さらに専業の方は減り
この方も多分あと10年後は...
メーカーの拘りを知って新品当時の性能へ整備・調整できる人はいなくなるかも
昔は一流メーカーは研修があったようだし
機械によっては刃の研磨角度までこだわって難点を克服しようとしたり
それを知らないといくらいい機械でも残念な使い心地に
新品当時からついてあっただろうメーカーのチャック
現在も生産されてたけど
取り付け部分の規格が変わった?せいか
既存のチャックは13ミリまでしかドリルを掴めないけど
現行のチャックは取り付けテーパが同一のモノは
掴める能力が14ミリにup
この一ミリが今後助かりそうな
そして最新の加工精度のチャックがついて
違和感は一目瞭然
浮いてます(笑)
ボルトの上の小細工も
旧い機械のムダ?な手間?に惹かれますが
こんなところが、モノに拘りをもってみていると
愛着を持たせることに繋がるのかな??
これで、自分の代では使用頻度を考えれば
ベアリングもチャックも換えることはないかな
いい穴があけられますように
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